第19回九州インプラント研究会(KIRG)学術講演会のお知らせ

九州インプラント研究会 第19回学術講演会のご案内(第3報)

九州インプラント研究会では、例会、学術講演会、公益社団法人日本口腔インプラント学会 認定講習会(100時間コース)を主な行事としています。
来たる平成30年4月1日(日)に、第19回の学術講演会を下記のように開催しますので、皆様、ご参加をご案内いたします。
特に、日本口腔インプラント学会の専修医、専門医へとキャリアパスを考えておられる方は、前段階の本会の模擬ケースプレゼンテーションをお勧めします。

・九州インプラント研究会(KIRG) 第19回学術講演会
・期日:平成30年4月1日(日)10:00~16:00(予定)
・場所:熊本県歯科医師会会館
住所 熊本県熊本市中央区坪井2丁目4番15号
TEL096-343−8020 FAX096-343-0623

・会費:無料*KIRG会員・修了会員・DH部会会員
・参加申し込み:平成30年3月30日までご連絡ください。また当日参加も受け付けます。
参加される場合は下記連絡先にお名前および「参加します」とお知らせください。
(連絡先)FAX:096-341-1130 E-mail:kirg@itoh-dh.or.jp

 

プログラム(予定):Dr部門
10:00 会長挨拶・報告・他
10:30 模擬ケースプレゼンテーション(発表10分・質疑応答15分)
(1グループ)
・森下泰弘(16期生)「下顎左側臼歯部遊離端欠損部に対しインプラント補綴治療を行った1症例」
座長:松下・森永太
・杉岡伸悟(18期生)「下顎第一大臼歯欠損に対してインプラント治療を行った1症例」
座長:飯島・竹田
・飯盛美豊(22期生)「下顎第2小臼歯先天性欠如に対しインプラント補綴治療を行った1症例」
座長:竹下・加来
(2グループ)
・荒木 淳(16期生)「上顎第二大臼歯欠損に対してインプラント治療を行った1症例」
座長:澤瀬・土屋直
・吉武義泰(15期生)「下顎右側臼歯部中間欠損に対しインプラント補綴を行った1症例」
座長:西村・松井
12:00 休憩
13:00 教育講演(原俊浩先生)「インプラント治療に必要な臨床解剖~基礎から症例まで~」
14:00 休憩
14:10 特別講演(塩田真先生)「インプラント歯学における現代の手術と放射線学的技術」
15:10 閉会

DH部門→詳細・申し込みについてはこちらをご覧ください
9:30  受付開始
10:00  開会・挨拶
10:15  会員発表 柴田直子(伊東歯科口腔病院) 「インプラント教室の役割」
10:35  教育講演(90分+質疑応答) 淀川尚子 先生(九州看護福祉大学)
「歯周病患者のインプラント治療―行動変容を促す支援を考える―」
*内容を深めるため、歯科衛生過程についてポスター掲示を行う
12:20  休憩
13:20  特別講演(90分+質疑応答)
柏井伸子 先生(有限ハグクリエイション社長・歯科衛生士・滅菌技士第二級)
「インプラント治療における感染管理 消毒と滅菌の使い分け」
15:00 閉会

・内容:

①特別講演 塩田真先生(東京医科歯科大学インプラント・口腔再生医学講座准教授)
「インプラント歯学における現代の手術と放射線学技術」

②教育講演 原俊浩先生(KIRG会員・日本口腔インプラント学会指導医 原歯科医院院長)
「インプラント治療に必要な臨床解剖―基礎から症例まで―」

③模擬ケースプレゼンテーション

※注:平成30年度に、日本口腔インプラント学会ケースプレゼンテーション試験の受験を考えておられる会員は、本会の模擬ケースプレゼンテーションを必ず受けて下さい。受験要項および申込については、ホームページに掲載いたしましたので、ご参照およびダウンロードし、申し込んでください。(https://www.kirg-implant.jp/)。

様式は平成29年度の日本口腔インプラント学会ケースプレゼンテーション試験に準じています。そちらを参考にお願いします。

模擬ケースプレゼンテーション申し込みは終了しました

④歯科衛生士部会   特別講演 淀川尚子(九州看護福祉大学口腔保健学科)

・会費:無料*KIRG会員のみ
・参加の申し込みは平成30年2月末日(予定)

九州インプラント研究会
会長    伊東隆利
準備委員長 阿部成善

 

KIRG 模擬ケースプレゼンテーション試験 概要

日時・場所: 2018年4月1日 熊本県歯科医師会館 開催
申込期間 : 2017年12月~2018年1月末
申込方法 : 下記の資料をダウンロードし、KIRG事務局(kirg@itoh-dh.or.jp)へ提出してください。

・『利益相反(COI)状態の申請について』
・『ケースプレゼンテーション発表症例の概要報告書』

*記載の上、必ずKIRG事務局(kirg@itoh-dh.or.jp)に送信してください。

*発表症例の概要報告書等をKIRGの担当指導医にて事前チェックいたします。内容に問題が認められた場合には指導を受けられて、2月末までに書類を上記KIRG事務局までに送信ください。

 

資料のダウンロード

『利益相反(COI)状態の申請について』、『ケースプレゼンテーション発表症例の概要報告書』はこちら↓からダウンロードし、使用して下さい。

重要  利益相反(COI)状態の申告について

ケースプレゼンテーション発表症例の概要報告書

【送信先】九州インプラント研究会(KIRG) kirg@itoh-dh.or.jp

 

申込資格(いずれも申込時に条件を充たしていること) 公益社団法人日本口腔インプラント学会規定

日本国歯科医師免許所持者
公益社団法人日本口腔インプラント学会会員歴2年以上
公益社団法人日本口腔インプラント学会指定研修施設での研修歴2年以上
公益社団法人日本口腔インプラント学会認定講習会修了者
上部構造装着後3年以上の経過良好症例の提示ができること

記載注意事項

術前口腔内写真、術前パノラマエックス線写真(顎関節を含む)、上部構造装着直後の口腔内写真、 上部構造装着3年以上経過後の口腔内写真(5枚法:正面・左右側方・上下咬合面観)とパノラマエックス線写真(顎関節を含む)を提出してください。なお、エックス線写真は全顎を診断する意味合いからパノラマエックス線写真を原則とします。歯科用CTで撮影しパノラマモードでの鮮鋭な画像が得られるものであれば可とする。
術前のパノラマエックス線写真が抜歯前のものである場合には、抜歯窩の治療状況について評価した資料等(エックス線検査画像等)が必要です。

その他

発表者は1名のみです。
所属は公益社団法人日本口腔インプラント学会指定研修施設に限ります。また、1所属のみです。
ポスターの掲示は、4月1日(日)に会場にて行っていただきます。
詳細は後日、ご連絡いたします。

 

ケースプレゼンテーションの注意とポスター作成について

1.症例の選択、ポスターの形式等

骨移植などを要する難症例や希有な症例ではなく、治療リスクの少ない症例で経過良好なもの(上部構造装着後、3年以上新たな治療介入が生じず良好にメインテナンスが継続されているもの)をご呈示下さい。
なお、薬事未承認材料を使用した症例は認められません。
ポスターの掲示可能面サイズは、幅90cm、高さ180cmです。
上部20cmには、①受験番号(20cm×20cm)、②演題名(和文のみ)、③氏名(英文併記、 記載例:東京一郎の場合TOKYO I)、④所属(本会指定研修施設名、複数所属している場合でも代表一施設のみ記載)、⑤発表者の顔写真(ヨコ15cm×タテ20cm)をポスターに記載して下さい。
本文・写真・図などは下部90cm×160cmのスペースに記載して下さい。ポスターの取り付けにはこちらで用意した画鋲を使用して下さい。両面テープは使用できません。

2.ポスターの記載内容

ポスターは、必ず下記の章立てに従って記載して下さい。この記載形式以外は認めません。
Ⅰ.緒言 (論文の発表目的を簡潔に記載して下さい)
Ⅱ.症例の概要 (患者の年齢性別、主訴、現病歴、既往歴、現症:全身および口腔内所見、諸検査結果、診断名)
Ⅲ.治療内容 (治療方針、治療計画、インフォームドコンセントの内容、治療内容、治療手順、使用材料など)
Ⅳ.経過と考察 (術後経過、メインテナンスの状況、インプラント義歯の状態、考察〔症例を通じて明らかになった問題点や留意点、治療の有効性などを文献を引用しつつ論じて下さい〕)
Ⅴ.結論 (結果と考察を踏まえつつ、症例から明らかになったことを簡潔にまとめて下さい)
Ⅵ.文献 (日本口腔インプラント学会誌の投稿規定に定められている文献記載形式に従って下さい)
※2~3 m離れても読める大きさの字(刷り上がり実寸で28ポイント以上)で明確に印刷して下さい(上図参照)。

3.口腔内写真、パノラマエックス線写真

ポスターには、術前口腔内写真、術前パノラマエックス線写真(両顎関節を含む、抜歯前のものの場合、抜歯後の骨治癒を診断できる追加画像診断資料等が必要です[抜歯即時埋入の場合は不要])、上部構造装着直後の口腔内写真、上部構造装着3年以上経過後の口腔内写真(5枚法:正面・左右側方・上下咬合面観)とパノラマエックス線写真(両顎関節を含む)が全て必要です。 十分な大きさで、明瞭に印刷して下さい。(全顎を診断する必要から呈示するエックス線写真はパノラマエックス線写真を原則とします。また、術前パノラマエックス線写真がインプラント埋入部位の抜歯前の状態である場合には、抜歯後の骨治癒を診断した根拠となる診断資料(CTデータ等)を必ずポスター内にご呈示下さい。)

4.ケースプレゼンテーション試験当日に必要な資料

試験当日、ポスターに使用したすべてのパノラマエックス線写真は、それぞれを写真用光沢紙(A4)1枚にプリントアウトし必ずご持参下さい。また、詳細な術前検査結果、スタディモデルや治療途中の口腔内写真など、診断や治療のポイントとなる資料等があればあわせてご持参下さい。

5.ケースプレゼンテーション試験直前の待機

発表開始時間10分前には、ポスター掲示会場前の集合場所で待機して下さい。

6.ケースプレゼンテーション試験

決められた時間にポスターの前で10分間の発表を行って下さい。その後15分程度試験審査員の質疑に答えて下さい。
発表時間:25分程度(発表 10分、質疑応答 15分程度)

7.審査項目(以下の項目について審査を行います)

診察と検査 医療面接、口腔内診査、咬合診査、模型検査、エックス線検査、全身状態の把握、骨質、臨床検査等
診断 リスクファクターの評価と医療判断、診断名等
治療計画 インフォームドコンセント、治療リスク、インプラント体の選択、上部構造の設計、インプラント治療に関わる手術および補綴治療の具体的手順等
治療 一次手術、二次手術、補綴修復処置、薬物療法、術後管理等
経過と評価 リコールとメインテナンス、術後評価、合併症への対応等
発表 ポスターの見やすさ、発表のわかりやすさ、質疑応答、資料の準備状況等

 

8.ケースプレゼンテーション当日にポスター撤去をしてもらいます。
撤去の時間は当日の指示に従って必ず各自で撤去し持ち帰って下さい。
ポスターには多くの個人情報が記載されていますので、撤去後のポスターは適切な処分をして下さい。

 

 

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