第18回九州インプラント研究会(KIRG)学術講演会 ご報告

九州インプラント研究会(KIRG)第18回学術講演会 開催報告

平成29年3月26日(日)、熊本県歯科医師会館において第18回九州インプラント研究会学術講演会が開催された。
午前の部に模擬ケースプレゼンテーション(公益社団法人日本口腔インプラント学会平成29年度ケースプレゼンテーション試験申請前に模擬プレゼンテーションを行い、指導を受ける)が開催され、7名の先生方のケースプレゼンテーションが行われた。4月試験申請申込および9月学会学術大会開催時の試験に備えるため、KIRG所属の先生方よりそれぞれ指導を受けられていた。
午後の部において、特別講演・教育講演が行われた。特別講演には佐賀大学医学部病因病態科学講座微生物学分野 准教授、久木田明子先生をお招きし、骨リモデリングにおける破骨細胞の役割について講演いただいた。
教育講演には公立学校共済九州中央病院歯科口腔外科インプラントセンターの佐々木匡理先生に、特別講演の実践編として、骨吸収抑制薬はインプラント治療のリスクファクターとなるかについて講演していただいた。
同時開催に九州インプラント研究会歯科衛生士部会第13回学術講演会を併催し、インプラントにおける医療安全をテーマに、会員発表3題が行われた。午後の部では、教育講演として宮城県富谷中央病院 インプラント専門歯科衛生士の中澤正恵様に全身管理について講演いただいた。その後、歯科衛生士部門は佐々木匡理先生の教育講演に合流し聴講した。
歯科医師(会員・修了会員)50名および歯科衛生士70名の計120名の参加があり、盛会裏に終えることができた。
2017.4

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