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平成28年度 KIRG100時間コース第4回 報告

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KIRG100時間コース 報告書 2016年8月21日 担当 田中秀樹

8月21日の講習会は、午前9時〜午後12時 武田孝之先生による
「インプラントのリスクファクター」についての講義がありました。
欠損補綴の診断が重要で、なぜそのような欠損に至ったのか、ペリオタイプかカリエスタイプか、パワータイプかの分類と力の病態分析が必須です。治療方針は患者の家族歴、年齢、社会的背景、全身状態などを十分に加味して立案することが必要です。たくさんの臨床例を提示してもらいながら、補綴的リスクファクターは何なのかをわかりやすく解説してもらいました。超高齢化社会を迎えた中、インプラント治療のあり方を考えさせられる症例なども提示していただきながらのあという間の講義でした。受講生からもリスクファクターの1つである咬合力の診断方法やプロビジョナルレストレーションの具体的活用方法など活発な質疑応答がありました。また開業したばかりの受講生からは、スタッフが永く勤めてくれる秘訣などについての質問もあり、インプラント治療を行う上での患者さんとの接し方や医院のあり方なども考えさせられる内容でした。
午後からは、飯島俊一先生によるStraumannインプラントの講義と実習が行われました。
はじめに、Straumannインプラントの初期の開発のの段階から現在に至るまでの歴史の説講義がありました。Straumannインプラントの表面性状、フィクスチャーの材質、ガイデッドサージェリーやCAD/CAMなどのデジタルソリューション、各種Straumannインプラントの使い分けなどをわかりやすく解説していただきました。補綴に熟知した飯島先生ならではの、多種にわたる補綴パーツの使い方やそれぞれの症例に応じた補綴方法の解説をしていただきました。その後、インプラント埋入時の注意点と勘所の説明があり、飯島先生による埋入デモと受講生の埋入実習を行いました。今回も内容の濃いい充実した内容の講義だったと思いました。

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KIRG主催日本口腔インプラント学会認定講習会
8月20日(土) 講習会レポート

 8月20日(土)猛暑の中、伊東歯科口腔病院にて認定講習会が開催されました。
 午前中の最初の講義は添島義樹先生により「Straumann Bone Level Implantの特徴」と題した骨レベルインプラントの解説があり、Tissue Level Implantとの違いや特徴、適応症の詳細でわかりやすい説明がなされました。Bone Level Implantは審美領域など適応症の広いインプラントですので非常に参考になったのではないかと思います。
 次に加来敏男先生による「Straumann Guided Surgeryの臨床」と題した講義が行われました。Guided Surgeryは最近精度の向上とともに臨床で用いられことが多くなり、その有用性が広く認識されるようになった術式です。講義では臨床においてそれを利用するうえで必要な知識をわかりやすく解説され、実際の臨床例と合わせてその特徴を詳述されました。また利用するにあたっての注意点や勘所を率直に述べられましたので、明日からの臨床にすぐに活用できるのではないでしょうか。
 午後からは東京から勝山英明先生をお招きして「審美的部位へのアプローチ」に関してお話いただきました。その中ではトラブルケースなどもご提示され、その原因と対策も含めて的確な診断がいかに大事であるか、そして患者にとっても我々にとっても安全で安心なインプラント治療を行うには、知識の詰込みだけではなく、経験を積んで多角的な見方をすることの重要性を指摘されていました。またGBRによる治療を行う際の注意点や長期的な経過を見るうえで天然歯とインプラントの違いを患者さんに説明することの重要性も強調されていました。最新の知識に裏付けされた講義には感銘を受けられた先生も多かったのではないでしょうか。
 土曜日最後の講義は飯島俊一先生により「各種インプラントの臨床」ということでお話をいただきました。飯島先生は30年以上に渡る長いインプラント臨床において数多くのインプラントを経験され、各種インプラントの特徴を身を持って体感された日本を代表するインプラントの臨床医です。その経験から引き出された貴重なノウハウを詳細に伝えていただきました。また膨大なデータをもとにしてご自分で開発され認可を取られたITインプラントの紹介もされ、これからのインプラント臨床の将来への展望もお示しいただきました。
 各講義の後にはたくさんの質疑応答があり、非常に充実した一日になったものと思います。 さらに「割烹早川」での晩ご飯を兼ねた懇親会では美味しい料理やお酒をいただきながら講師と受講生の先生方が膝を突き合わせて本音のトークができ、有意義な時間を過ごすことができました。

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