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2019年度 公益社団法人日本口腔インプラント学会 認定講習会第1回 報告

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KIRG 2019年4月の講習会を終えて

25期  山地晃二郎     ヤマヂ歯科クリニック(福岡県北九州市)

 

たくさんの知識や技術を学ばせていただきました。

 

初日、最初は伊東隆利先生の、開講式・講習会概説でした。開講式ではこれからたくさんの事を学んでいける、学んでいきたい、という気持ちが新ためて湧いてきて気が引き締まる思いでした。

講習会概説では正会員の施設でインプラントの見学ができること、再受講が可能なことを教えていただき、ぜひ活用させていただきたいと感じました。

 

次に、松浦正朗先生のインプラントの歴史の講義でした。松浦正朗先生に福岡歯科大学での学生時代に講義をしていただいたことを思い出し懐かい気持ちになりました。また学生時代では見ることができなかった、多くの難症例や他院からのリカバリー症例を見せていただき、改めてすごい先生に教わっていたのだなと感じました。

 

午後の最初の講義は阿部 伸一先生のインプラントのための口腔解剖学の授業でした。若年者、成人、高齢者で口腔内は全く変わって来ることが多くのわかりやすいスライドで理解でき、神経や血管に対して配慮する必要性を感じました。

 

初日最後の講義は湯浅賢治先生によるインプラント診療における画像診断支援の講義でした。湯浅先生も福岡歯科大学の学生時代にお世話になった先生であり、学生時代と変わらずわかりやすく引き込まれる講義でした。CTは必要な部分のみを撮影し照射野を絞ることで明瞭な画像を得ることができる事を教わりました。

 

二日目、最初の授業は和泉雄一先生の天然歯とインプラントの相違に関する講義でした。難解な話でついていくのがやっとでしたが、歯周病の治療を終了してからインプラント治療を行う事でインプラント周囲炎の発症リスクを減らせることが理解でき是非実践していこうと考えました。

 

次に、井上富雄先生によるインプラントの生理学に関する講義では、インプラントと咀嚼の関わりを基礎系の難しい話でありながら可能な限りわかりやすく説明していただき興味深く聞くことができました。

 

午後の最初の講義は澤瀬先生の専門医制度ケースプレゼンテーションに関する授業でした。中でも日本語論文の書き方に関する講義は論文を書くときの作法がまとめられており、非常にためになりました。

 

二日目最後の講義は原俊浩先生によるインプラント手術と直結した局所解剖の話でした。初日よりもさらに臨床的な解剖の話が聞くことができました。盛りだくさんの内容でしたがスライドをプリントして配布していただき、参考文献もきちんと乗せていただいていたため参考文献を引いて今後も解剖に関して理解を深めていこうと考えました。

 

全体として講師の先生は皆親切で優しく、質問すればなんでも答えてくださりました。今後もよろしくお願い致します。

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第1回九州インプラント研究会認定講習会を終えて

越智優太

中川歯科医院(佐賀県鳥栖市)

 

インプラントに関する知識が不十分で、緊張と不安の中、初日を迎えました。開講式にて、伊東先生をはじめとする先生方の話を聞き、今まで参加したいと思っていた九州インプラント研究会認定講習会に参加できたことの喜びを感じました。また、より多くのことを吸収したいと強く思いました。

 

初日の講義は、松浦先生によるインプラントの歴史、阿部先生による口腔解剖、湯浅先生による画像診断についてでした。なかなか講演などでは聞くことのできない、基礎の内容でとても勉強になりました。

松浦先生の講義では、インプラントの種類、表面性状など、これから学んでいくために重要なことをお聞きできました。インプラントの長所や短所、治療効果など、とても勉強になりました。

阿部先生の講義では、インプラント治療を行う上で知っておくべき口腔解剖を学びました。天然歯のある顎骨は、模型などもあり実際に想像することができますが、無歯顎により吸収した顎骨の形態を想像する内容で、今まで深くは考えたことのなかった視点で衝撃を受けました。歯槽骨の吸収によりパーフォレーションのリスクが高まること、舌下動脈の走行など、たくさんのことを学ぶことができました。

湯浅先生の講義では、画像診断についてでした。普段から診断のために使用しているデンタル、パノラマ、CTについて再確認をすることができました。異変に気付くためには、正常な状態を理解しておくことが大切であることも再確認できました。今後の診療に生かしていきたいです。

 

2日目の講義では、和泉先生による天然歯とインプラントの相違、井上先生によるインプラントの生理学、澤瀬先生によるケースプレゼンテーションの進め方、原先生によるインプラントに直結した局所解剖についてでした。

和泉先生の講義では、インプラントをメンテナンスしていく上で、理解しておくべき歯周組織解剖を学びました。以前より知識としてありましたが、インプラント治療を行う前の、歯周治療の重要性を再確認しました。

井上先生の講義では、咀嚼の重要性、歯根膜・筋紡錘の役割を再確認できました。歯牙がなく歯根膜が喪失しても、筋紡錘の感覚により噛めるとのことでした。しかし、歯根膜を失い感覚受容が弱まることで、早期接触などを患者さんが感じにくくなるため、バイト調整が大事になることなど、臨床に直結する内容も学べました。

澤瀬先生の講義では、今後目指すべき専修医・専門医になるために必要なこと、ケースプレゼンテーションの際に注意することなどを学びました。資料採りなど、意識して行っていきたいと思います。

原先生の講義では、初日の阿部先生の講義内容の復習と、さらに深い内容による臨床での注意点を学びました。舌側孔やオトガイ孔より前方の切歯枝など、理解を深めることができました。

 

なにもかもが新鮮で、とても楽しく濃い2日間を過ごせました。11月まで、多くのことを吸収できるよう頑張りたい思います。

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25期第1回九州インプラント研究会認定講習会を終えて

松村香織(公立八女総合病院歯科口腔外科 福岡県八女市)

平成31420日より、九州インプラント研究会の認定講習会に参加させていただきました。

1日目:解剖学、生理学などの基礎分野から、インプラントの性状、画像診断、専門医制度など様々なインプラント関連分野の講義を拝聴しました。松浦先生の講義では、様々なインプラントの種類から失敗症例などが提示され、このような失敗をしてはいけないと気を引き締めることができました。私は、学部学生時代にインプラント学の講義を受ける機会がありませんでしたので、このようなインプラントの歴史に関する講義は非常に新鮮でした。阿部先生の講義では、インプラントに関わる顎骨周囲の解剖学を教えていただき、インプラント治療に際し留意が必要な解剖学的知識を整理することができました。湯浅先生の講義では、X線検査における被曝についてこれまであまり意識してなかったことを反省しました。症例毎に必要な検査を選択して行っていくことが重要だと感じました。

2日目:和泉先生の講義では、インプラントのメンテナンスに不可欠な歯周組織について、ロジカルにわかりやすく説明頂き、理解することができました。井上先生からは基礎的な生理学をご教授いただきました。噛めるということが人間にとってどれだけ大切なのかということを再確認させられました。澤瀬先生の講義では専修医試験に向けて、書類や資料などについて具体的なお話を伺いました。原先生の講義では、インプラント手術に関して解剖も含めてご教授いただき、自分が臨床をする際に注意すべき点を確認しながら拝聴しました。

初日の研修終了後にはウェルカムパーティーが開催され、ほかの受講生や講師の先生方と交流する機会をいただきました。お酒を飲みながら楽しい時間を過ごすことができました。残りの研修も有意義なものになるよう、頑張っていきたいと思います。

 

 

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